平成マシンガンズ。

三並夏さんの『平成マシンガンズ』を読みました。
史上最年少、15歳で文藝賞を受賞したことで話題になった作品です。
なるほど、確かにマシンガンを撃ってるような小説でした。なんか、そういうリズムです。
小学生や中学生、高校生の頃に経験した、学校生活のいやらしさを思い出しました。
あの頃、大人に求められていた(と感じていた)『子どもらしさ』とかも。
そして、自分自身がその『子どもらしさ』を利用していたことも。
こーゆーのを『すぱんっ』と書けちゃうのは、すごいですね。
うん。いいなぁってゆーか、なんてゆーか。
気持ちイイなぁと。
いつかは忘れてしまったり、忘れることを求められたりする、この感じ。
大人になっても、こーゆーことの根っこって、きっと変わらないのに。
それでも『大人』のふりをしてる(もしくは、しなきゃいけない?)大人ってのが、哀れな存在に見えてるのかもしれませんね。この作者さんには。
子どもは大人が思ってる以上に大人だし、大人は子どもが思ってる以上に子どもなんですよね。
なんだか笑えてしまって、少しすっきりしました(笑

ただ、最後の章はいらなかったんじゃないかなぁ(^-^;
なんとゆーか、蛇足って感じで……
最後の章があるせいで、なんだか普通の、いわゆる『大人』の求める小説になっちゃった気がしてなりません。
もう、マシンガンぶっぱなして、そのままにしたら良かったのに……
……はっ。もしや、それも込みで、大人を嘲笑ってるのかな?
だとしたら、ほんと、すごいなぁ。

短い作品です。速い人なら1時間前後で読めちゃうんじゃないでしょうか。
何か、こう、悶々としてる人は、読んでみてはいかがでしょう? 少し、すかっとするかもしれません。

これから成長して行って、どんな小説を書くようになるのか、楽しみです。

投稿者 藤乃そら : 21:27 | 読書。

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コメント

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投稿者 Joshe Winsberg : 2006年4月3日 12:23

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